こんばんは!
ぎらりょうです。
さあ久しぶりにその日更新、再開しましたよ!
だって筆(?)が進む最高の試合でしたもの!
そりゃーその日中に更新したくなるものです。
えっ、日付は変わってるだろって?
日が昇るまでは「試合日当日」です!(ぐるぐる目)
てことで早速はいりましょー!
1.試合前の楽しみ、早速の展開。
てことで本題へ。
今日は二試合目のナイトゲーム。
まあまずは試合前の様子から。
今日、実はめっちゃ楽しみにしていたことがあってですね。
そう、あの「海ポチャボール」がなんと一般公開!
GK高橋選手が「あっ、海の匂いした!」とはしゃいだボールを間近で見られる!
てことを試合前のギラ公式ツイッターで知ったのでまずは一目散にそこへ。
こんなパネルもしっかり作っちゃって、本当に今年のホームゲーム運営さん最高。
そしたら響く太鼓の音。
小倉の夏の風物詩、「小倉祇園太鼓」の演奏会があってるではありませんか!
そういえばもう来週は祇園なんですよね。
時が経つのは早いなぁとしみじみしつつ、しばし演奏に耳を傾けます。
ちなみに「その祭り知らない・・・」っていう他サポの皆様、
是非来週土日は小倉に遊びに来てくださいな!
さあそしてスタジアムの中へ。
その前に大切なことが。
⚽️北九州 vs 盛岡 試合前の様子⚽️
— Jリーグ公認ファンサイトJ's GOAL (@jsgoal) 2017年7月8日
南ゲートにて九州北部豪雨に対する義援金募金活動を実施しています。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。https://t.co/rWnhqmgVZA #giravanz @Giravanz_staff #チカラをひとつに pic.twitter.com/Gnpdd9cOQY
そう、先日九州で猛威を振るった豪雨災害。
北九州も他人ごとではなく、昨日はスタジアムにも近い紫川が一時氾濫の危機に。
中々応援できない中、何とかお金だけでもと僕も募金をしてきました。
ある意味この日常がいかに恵まれた事なのかを改めて認識する災害でしたね。
そして座席へ。
本日の相手はグルージャ盛岡。
このチームが来るということで撮りたいなぁと思っていた弾幕が一つ。
それがこちら。
この宮沢賢治の「雨ニモマケズ」ゲーフラ、一度写真で見たときから
かっけえええええええええええ!
と個人的に思っていたもの。
しっかりミクスタにも持ってきてもらっていたみたいで、
顔も知らぬゲーフラ作成者に感謝をしつつ、ふと視線を下へ。
ギ ラ ン グ ル ー ジ ャ 盛 岡 ゴ ー ル 裏 へ 乱 入
あ、もちろん平和的なことですのでご心配なく。笑
こういうほのぼのした光景を見られるのも下部リーグのいいところなのかもですね。
・・・長崎さんとか熊本さんともよくやっていたなぁ・・・(遠い目)
さてさてそんなことは置いといて、本日のスタメン。
ついにギシさんことGK山岸選手が復帰!
もちろんこの期間にゴールを守ってくれていた高橋選手には
本当に何度も助けてもらいました。(だって毎週GKセーブランキングにいたもの)
それでも監督としてはこの山岸選手が場を締める必要があると感じたのでしょう。
これに負けず、高橋選手には再度ハッスルしてほしい!
中断前最後のホームゲーム、絶対に勝ちで締めたいスタンドに熱気が湧きます。
そして、キックオフ。
ここ最近連敗状態と梅雨のように湿気のある結果が続いているので
いっちょここで梅雨明け宣言をしてほしいところ。
そんなキックオフ直後はギラヴァンツボール。
早速ゴール前でチャンスを作るなど上々の滑り出し。
・・・と思いきや、すぐに相手ペースへ。
トントンと繋がれて中々ボールを奪えない展開に徐々に苦しさが。
そして試合は早くから動きます。
少し空いたパスコース、うまく体を捻り抜け出した先はギラヴァンツゴールでした。
梅雨のような連敗の流れを引きずっている、苦しい立ち上がりとなりました。
2.流れを変えた二人のテクニシャン
一点を先制され、苦しいギラヴァンツ。
相手も勢いに乗じさらに追加点を狙っていきます。
それでもGK山岸選手を中心に何とか跳ね返していきます。
そして徐々にボールを持てるようになってきたギラヴァンツ。
それにつれてファールを受けることも多くなってきました。
そんな流れで前半37分、ついにその時が来ました。
ゴール左側で受けたファール、蹴るのは井上翔太選手。
ボールの行く先、ファールにならないような絶妙の場所に右足を伸ばし、
その足でゴールに押し込んだのはこの日Jリーグ101試合目の出場を果たした
名古屋グランパスユース出身の背番号20でした。
浮いた状態にも拘らずしっかりゴールに流し込んだMF花井翔選手のゴールで
ギラヴァンツ北九州が試合を振り出しに戻します!
そうなると強いのがこのスタジアムの雰囲気の良さ。
歓声が響く設計のスタジアムでは一気に歓声の圧力が増します。
そんな声が力になったのか、さらに攻撃の手を緩めないギラヴァンツ。
そして同点のシーンからすぐの前半42分、
今度は鹿島アントラーズ出身のテクニシャンが魅せてくれました。
サイドでボールを受けた背番号19川島大地選手。
そのボールをお洒落なヒールパスで中央の池元選手へ。
ここだけでも最高なのにここからがさらにいい。
パスを出した川島選手、すぐにサイドに走りだします。
それを感じた池元選手、ワンタッチで川島選手の前へ。
そのボールをしっかり受けた川島選手、再び魅せます。
相手DFの裏に走り出した水永選手の存在をしっかり把握したパスは
相手も動けないほどの完璧なコースを通り水永選手へ。
そしてボールを受けた水永選手、あとは決めるだけでした。
完璧なバックパス、完璧なワンツー、完璧なクロス、
そしてしっかり決めるストライカー。
ギラヴァンツ北九州、前半のうちに試合をひっくり返すことに成功!
いや、本当に素晴らしいゴール。
個人的には現段階シーズンナンバーワンのゴールだと思います。
近くでは高校生(?)の集団が観戦していたんですが、このプレーの時は
「すげえ!」
「上手え!」
と興奮した様子で叫んでいたことがより嬉しさを増幅させてくれました。
そんな最高の展開の中、前半が終了。
ギラヴァンツ、嫌な空気を一蹴する素晴らしい展開へ!
3.頼れるミスターギラヴァンツ。
前半をいい流れで終え、ハーフタイムへ。
しかし、ここでちょっと残念な神話の終わりが。
実は今シーズンミクスタになってから一度も雨が降ってなかったのです。
そして今日も昨日の雨が嘘のように晴れ間を見せる時もあったほど雨の気配0。
しかし、ついに空から落ちてくる水の塊が試合中のミクスタに墜ちてきました。
前回使うことのなかったポンチョ、ついに使う機会に恵まれてしまったのです。
ミクスタ太陽王伝説、ここに完。
そんなことを言ってたらもう後半開始へ。
前半での逆転リードという展開ながら、今までだとこの後半で点を決められ
落としてしまった勝ち点も多い、いわば「鬼門」。
実際、盛岡側もしっかり切り替えてきたため、序盤は守りの展開へ。
それでもしっかりと攻撃を跳ね返すことでピンチを未然に防いでいきます。
そんな守備の時間では終わらせないと、再びあの二人がやってくれました。
左サイドでボールを受けた川島選手。
中には体の強い水永選手。
前半の得点シーンを思い出させる構図、しかし川島選手の目には別の選手が。
ゴール前でフリーになったエース、そこへピンポイントの鋭いパス。
その川島選手からのラストパスを受けた池元選手、
右足で浮かせたボールを丁寧にループで逆サイドのゴールへ。
その軌道を見極めた池元選手は、ゴール裏、そして控え選手の元へ。
ギラヴァンツ北九州、エースの一発でグルージャ盛岡を突き放します!
にしてもこのゴールも本当に素晴らしい(・∀・)
ついてる相手選手の動きから分かる通り上にクロスを上げると思わせて、
しっかりフリーの池元選手へパスを通した川島選手、最高か。
そして興奮冷めやらぬ後半13分、次は一瞬の隙を見逃しませんでした。
味方陣内でのパスカットをポンポンと前線へ。
そして前で受けた池元選手、キーパーが前目にいることを見逃しませんでした。
ハーフラインから放たれたロングシュート。
会場全体がボールを見つめます。
そして揺れるゴールネット、揺れるスタジアム。
エース池元選手の研ぎ澄まされたゴールへの嗅覚で、ギラヴァンツさらに追加点!
このシュート、池元選手の技術力の高さはもちろんなんですけど、
原田監督になって明らかに増えたワンタッチでのボール回しの良さが出た
分かりやすいシーンだとも思うんです。
味方ゴール前からポンポンと池元選手まで繋げることで相手キーパーは
若干戻りきれていないんですよね。
そしてその隙を生み出したからこそのゴールだと思います。
4.苦しい時間帯、耐え抜いた先。
さあエースの二得点もあり、得点差が広がって楽勝ムード!
・・・というわけにもいきません。
なぜならここからの時間帯がギラヴァンツにとって「苦手」とする時間帯。
仮に追いつかれなかったとしても、この時間帯で失点してしまえば
この時間帯に対する苦手意識がさらに醸成されてしまう可能性があるのです。
そして実際にこの時間帯から攻められることが続きます。
この熱いジメジメとしたピッチコンディションも選手たちに襲い掛かります。
それでも、最後の最後までゴールを割らせることを許しません。
そして後半もロスタイム。
普段なら時間を使うプレイに移行しますが、今日は違いました。
最後まで攻撃に行く選手たち。
そのボールを蹴るのはアシスト量産体制に入った背番号13。
ゴール前へ蹴ったボール。
その先にいたのはギラヴァンツのDFラインを支える地元戦士。
後半終盤でのとどめの一撃!
決めたのは北九州出身のDF刀根亮輔選手でした!
このゴール、後半ももうすぐ終わる時間帯であり、90分すら超えた
体力的にも厳しい時間帯での浦田選手のボールの質に本当感動します。
そしてゴール後のガッツポーズは本当にカッコよかったです、刀根選手!
最後の最後に止めを刺したギラヴァンツ、このまま失点を許さず試合終了!
苦しい連敗を止める値千金の勝利となりました!
久しぶりの勝利のジャンプ、最高ですね(^ω^)
そして久しぶりのハイタッチ。
段々子供たちの数が多くなっている気がしますね、いいことだ!
そして試合後、誕生日を迎えた内藤選手に選手みんなから水のぶっかけ祭り!
見ているこっちも楽しくなるくらいの雰囲気の良さ、
ある意味でとてもほっとした一幕でした。
今回の試合、特に苦しい時間帯だった後半を無失点で乗り越えられたのは
本当に大きいことだと思います。
それに加え、決定力も実は段々よくなっているのではないかと思うのです。
5得点はもちろんですが、これ以外でも二回クロスバーに当たる惜しいシーンが
生まれていたのです。
そこで決めてないじゃん!と言われればそこまでですが、実際に今までの試合よりも
ポストに当たる回数が増えたという事は、枠内へシュートが飛び始めたということ。
そしてなにより今回の得点でのアシストの良さこそ、
今後さらにゴールが生まれるよい兆しではないかと思うのです。
今日の試合をもって、前半戦のホームゲームは終了しました(早い!)
次は来月8/19、藤枝MYFC戦です。
前半戦では悔しい敗戦をしたギラヴァンツ。少し時間が開いてしまいますが、
次の試合ではさらに大勢の観客で選手たちを迎えてあげたいですね!
てな感じで今回はここまで。
次回、またお会いしましょう!