ゆっくり監督ギラヴァンツPの徒然にっき。

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ゆっくり監督ギラヴァンツPの徒然にっき。

ニコニコ動画で投稿中、【ゆっくり監督はギラヴァンツを有名にしたい】の投稿者が動画作成の裏話から好きな話まで何でも徒然なるままに綴ります。

【ギラヴァンツ北九州観戦記】ありがとう本城!記憶に残る最終試合~11/12 2016年J2第41節 VS 水戸ホーリーホック戦~

こんばんは、ぎらりょうですー(・∀・)


ついにこの日がやってまいりました。

本城陸上競技場、ラストマッチ。

現在苦しい状況のギラヴァンツですが、このメモリアルマッチを契機に

調子を取り戻してほしいこの一戦を今回もレポートしたいと思います。

 

 

両者がっぷり四つで守備対決の前半戦

 

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この写真の通り、今日は大入りでした。

やはりそんな試合には勝利で花を飾ってほしいところ。

 

試合前半、ギラヴァンツは細かいパス回しで相手の穴を探ります。

一方の水戸はショートカウンター狙い、ガンガンボール奪取を狙います。

細かいパス回しで相手の穴を作りたい北九州、ですが水戸のプレッシャーの前に

中々チャンスを作ることができず、シュートの場面に持ち込めません。

翻って水戸、ボールを奪取したら一気にスピードアップし、ゴール前にきます。

しかしその攻撃をDF陣がしっかりと止め、相手にゴールを割らせません。

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もちろん状況が状況だけにモチベーション維持がしやすいのもあるでしょう。

しかし、今日は今シーズン最多動員数の試合であり、

また中学生たちの立案で実現したハリセンの音がスタジアムをより盛り上げます。

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試合は拮抗したまま、前半終了。

前半は小松選手のいい抜け出しからのシュートが唯一の決定機という、

両チームの守備ががっぷり四つでぶつかる試合展開となりました。

 

 

~つかの間の休息~

 

さあハーフタイム。

今日は陸上競技場らしく子供たちが外のトラックを走り回るイベントや、

親子連れの方たちによる芝生の手入れイベントなど、

スタジアム内を使うイベントが多く行われていました。

そして福岡県民おなじみ、あの華世姐さんが本城襲撃!

これは割とびっくりしましたw

博多華丸大吉さんが来た時もバックスタンド来てくれたら嬉しかったなぁ(´・ω・`)

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さらに、我らがマスコットギランが本陸ゴール裏に陣取る!
流石に体力面的にだめなのか、後半はいませんでしたが

ついにロアッソ君の持ち芸を奪うギラン、流石です( ゚д゚ )

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勝利への賭け、一瞬の油断

 

ほのぼのとした本陸らしいハーフタイムは終わり、試合は後半戦へ。

公判始まってまず変化したのはギラヴァンツ側のプレッシャーの強さ。

前半は体力をキープしたうえでパス回しで相手を疲弊させる作戦に見えました。

しかし後半入ってすぐ、明らかに前半よりもプレッシャーのかけ方が強くなります。

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次第にコーナーキックフリーキックのチャンスが増えていきます。

水戸もしっかり跳ね返しますがセカンドボールはギラヴァンツ

まさに前半とは変わり一気呵成に攻勢に出ます。

会場にも

「これは行ける!」

そう思える雰囲気が出てきました。

 

そんな時でした。

 

相手のブロックを避けるためのバックパス、そこを狙われました。

思えば前半から水戸の攻撃は一貫してパスカットからのショートカウンター

イケイケムードになったからこその油断だったのかもしれません。

守備ラインにはGK含め3人、相手も同数で攻め上がります。

数的不利の中、必死に食らいつくDF陣、それを躱し放たれるシュート

 

ボールはネット内に吸い込まれました。

 

ギラヴァンツ北九州0-1水戸ホーリーホック

 

それでもまだ後半始まってまだ時間はあります。

一点返せばまだまだ勝ちの目がある時間帯です。

 

だからこそでした。

ペナルティエリアの外から放たれた低弾道のシュート

ゴール右に再び吸い込まれます。

ギラヴァンツサイドのゴールに。

 

ギラヴァンツ北九州0-2水戸ホーリーホック

あまりにも早すぎる二失点目でした。

 

そうなると会場の雰囲気は一気にしらけます。

その原因としてはやはり立て続けの失点、それもメモリアルマッチで。

そして今までの戦いから、これはさらにひどいことになるんだろうという諦め。

そんな重いムードが立ち込めます。

 

幸い、2失点目後は再び北九州ボールが多くなります。

しかし、どんなにボールを持っても、クロスを入れても、跳ね返される。

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ゴールに近い場所からのフリーキックもありましたがゴールネットは揺らせず。

初めて観戦したのであろう、後ろの高校生たちの

「なんでこんなに入らんの!?」

という声にさらに悲壮感が増してしまいます。

 

素人目線ですが、水戸はボールを持ってからのパスの精度がかなり良かったです。

そしてどこにフリーの選手がいるかをよく見たロングボールが多い印象でした。

 

翻ってギラヴァンツ

もちろん負けているからというプレッシャーがのしかかっているとはいえ、

どんなにクロスを上げても選手の頭にあうこと自体がまれでほぼ返されていました。

そしてサイドにフリーな選手が走っているのを見逃すシーンも多々あり、

気づいてパスしたボールをインターセプトされるというシーンも数多くありました。

 

そんな試合展開に子供たちは完全に飽きてしまったのか、遊び始めます。

もうだめか、終わったのか

そんな思いを抱えたとき、二人の選手が投入されます。

 

 

北九州の星

 

一人はロドリゴ選手。

母国リーグでも残留争いを戦ったことのある、積極的な選手です。

そしてもう一人、地域リーグ時代から何度もチームを救ってきた男、

池元友樹

今シーズン出番が少なくなっていた地元のエース投入に、少し空気が変わります。

 

まず見せてくれたのはロドリゴ

前線への投入でしたが前後左右力の限り走り続けます。

彼の走りがなかったら、あの結末はなかったと確信しています。

ロドリゴ選手の投入が、水戸の体力を奪い始めます。

 

そしてその時は訪れました。

後半40分過ぎ、サイドからのクロスボール、

ゴールに流し込んだのは縦横無尽に走り回ってくれたロドリゴ選手でした。

ギラヴァンツ北九州1-2水戸ホーリーホック

 

一点を返したことに沸くスタンド。

選手もそれに応えすぐにボールをセットします。

そして掲示されたアディショナルタイムは【5分】。

点を入れるには十分な時間。

会場が一つになっていきます。

 

「上がれ!もう一歩!」

「いけるいける!」

「頑張れ!走れ!」

 

声を出せず、泣きながら祈る方の姿もありました。

 

子供たちはいつの間にか、グラウンドを見つめていました。

 

5000人の祈りを見た神様が微笑んだのかもしれません。

 

正直、僕もこの辺はもはや記憶がないほど叫んでいました。

 

だから、どんな形だったのかは覚えていません。

 

覚えているのはゴール左隅に吸い込まれたボール。

 

泣き崩れる隣のサポーターさん。

 

スタジアムにコールされる背番号14の名前。

 

そして自分の目から溢れ出る涙。

 

ギラヴァンツ北九州2-2水戸ホーリーホック

 

スタジアムが、ひとつになりました。

 

 

影のヒーローたち

 

今回、結果から言えば2-2の引き分けでした。

最後の最後までゴールを狙うギラヴァンツの選手たち。

それを後押しする5000人の歓声。

ゴールマウスをとらえたシュートは、無情にもGK正面。

 

そして

タイムアップ。

 

まさに死闘でした。

このように書くと攻撃陣がヒーローと思われる方が多いでしょう。

実際に、僕も一番のヒーローは池元選手だと思います。

 

でも、

彼をヒーローにした影の功労者は、アディショナルタイムにおける

守備陣だと、僕は思います。

 

実は同点になった後、2度決定機を水戸に作られました。

一度目は前掛りになったところをパスカットされ2対3の状況。

一瞬スタジアムも絶望しました。

その時、体を張って止めてくれたのがDF福田選手でした(多分)。

そしてもう一本、完全に枠をとらえたシュートを放たれた時、

必死のセーブを見せたGK阿部選手。

 

この二人の最後の集中力がなかったらこの試合、負けていたでしょう。

それくらい大きなプレーをしてくれたこの二人に、僕は感謝しています。

 

 

魂で拾った勝ち点1、そして最終戦へ

 

このスタジアム最後の一戦、選手・サポーターが一丸となって掴んだ

勝ち点1。

この勝ち点は大きいものでした。

残留を争う金沢はこの日引き分け。

そのためもし負けていたら勝ち点で上回られて最下位転落もありえました。

それでも、最後の最後に拾った勝ち点。

これが最終戦、自力でのJ2残留を手繰り寄せられる可能性を残しました。

 

そして試合後のホーム最終戦セレモニー。

社長も、監督も、そしてキャプテンも声を合わせて言いました。

 

「必ず、勝利を持って帰ります。」

 

ならば私たちギラヴァンツサポーターのすることは一つだけ。

彼らの戦いをエールを持って見守りましょう。

大丈夫です。

この街には段々とサッカーが根付いています。

その証明がこの写真です。

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B席ですが、セレモニー後もこの人の数。

みんな選手に労いと応援の言葉をかけ続けました。

そんなサポーターが増えた今、彼らには力強いパワーが備わっています。

それを信じて、来週の最終戦を見届けましょう。

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